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ギリシャ神話には、アトラスという名の怪力の巨人が登場します。天を持ち上げながら四方をながめて暮らしていて、世界の隅々まで知っていました。

ジブラルタル海峡のアフリカ側には、「アトラス山脈」がそびえています。これはギリシャ神話のアトラスからとった名前です。

ギリシャ神話では、年をとったアトラスは、天を支えるのがだんだんつらくなってきます。そこで、英雄ペルセウスが、見たものを石に変えてしまうといわれる「メデューサ」の首をとってきたときに、アトラスはその首を見て石になることにしました。岩山となったアトラスが、「アトラス山脈」という話です。

1569年、大航海時代のころ、地図学者のメルカトルが、正角円筒図法(メルカトル図法)を発明し、世界地図を制作しました。この地図は方位が正確で、航海に非常に役に立つので、ヨーロッパ中で使われました。

このメルカトルの地図帳の表紙に、天を支える巨人であるアトラスが、肩に地球をかかえた姿の絵が書かれていました。そのため、この地図帳は「アトラス」とよばれていましたが、やがてイギリスで、「アトラス」が世界地図や地図帳の代名詞になり、そのうちに、世界地図や地図帳のことを一般的に「アトラス」と呼ぶようになったのです。
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