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「水戸黄門」といえば、徳川光圀の諸国漫遊記で有名ですが、この「黄門」とは、中納言の別称なのです。

朝廷の官制はもとは唐の律令制を参考に定められました。その律令制のなかで、門下省という役所の次官を「黄門侍郎」といいます。

中納言は太政官の次官にあたり、役職が黄門侍郎に相当するので、中納言光圀公のことを「黄門様」とよんだわけです。

水戸藩の二代目藩主ですが、諸国をまわったりしてません。幕府の封建制度では、エライ人がわずかなお供でうろうろできるシステムではなかったのです。

功績は、文武の奨励、検地や藩主の知行制の整備などいろいろありますが、有名なものに「大日本史」の編纂があります。江戸の藩邸に彰考館(しょうこうかん)という学問所をつくり、栗山潜鋒(せんぽう)や三宅観瀾(かんらん)などの学者を集め、編纂事業にあたらせました。

その史官のなかに佐々木助三郎という人がいました。また、水戸藩の御小姓組(おこしょうぐみ)に渥美格之進という人がいました。助さんと格さんですね。

この二人は、大日本史編纂の資料を集めて各地をまわったそうですが、そのあたりが黄門様の諸国漫遊記のネタになっているのかも知れません。
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