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暇つぶしに読んでためになる世界中の雑学を集めています。


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ギリシャ神話には、アトラスという名の怪力の巨人が登場します。天を持ち上げながら四方をながめて暮らしていて、世界の隅々まで知っていました。

ジブラルタル海峡のアフリカ側には、「アトラス山脈」がそびえています。これはギリシャ神話のアトラスからとった名前です。

ギリシャ神話では、年をとったアトラスは、天を支えるのがだんだんつらくなってきます。そこで、英雄ペルセウスが、見たものを石に変えてしまうといわれる「メデューサ」の首をとってきたときに、アトラスはその首を見て石になることにしました。岩山となったアトラスが、「アトラス山脈」という話です。

1569年、大航海時代のころ、地図学者のメルカトルが、正角円筒図法(メルカトル図法)を発明し、世界地図を制作しました。この地図は方位が正確で、航海に非常に役に立つので、ヨーロッパ中で使われました。

このメルカトルの地図帳の表紙に、天を支える巨人であるアトラスが、肩に地球をかかえた姿の絵が書かれていました。そのため、この地図帳は「アトラス」とよばれていましたが、やがてイギリスで、「アトラス」が世界地図や地図帳の代名詞になり、そのうちに、世界地図や地図帳のことを一般的に「アトラス」と呼ぶようになったのです。
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標高が最も低いのは、有名な「死海」の水面で、海抜マイナス394メートルです。イスラエルとヨルダン国境にあります。海抜0メートルの陸地よりも、東京タワー分プラス60メートルも低いんです。

これだけ低いと、死海に流れ込む川はあっても、死海からそとに流れる川はありません。が、このあたりは非常に暑いので、すぐに水が蒸発してしまうので、死海があふれることはありません。

また、死海は塩分濃度が非常に高いことで有名ですが、これも暑くて低いせいです。ヨルダン川から塩分をふくんだ水が流れ込み、流れ出すことはないので、水分は蒸発しても塩分はたまるばかり。こうなると、魚はもちろん、藻すらはえない死の世界です。

そのため「死海」とよばれるのですが、死海の水にはミネラルや塩化カリウムなどが豊富で、皮膚病やリューマチに効用があり、人間にとっては健康にいいです。保養に訪れる人もたくさんいます。

さて、表題の「世界で一番標高の低い町」ですが、この「死海」のほとりにある、「エイン・ボケック」という町です。死海の水面よりはやや高い海抜マイナス393.5メートルです。

ちなみに、世界でもっとも標高が高いところは、エベレストのチョモランマ山頂です。みなさんご存知だとは思いますが、念のため。
劉備のもとに諸葛亮が仕官してからというもの、劉備は諸葛亮との話に夢中で、古くからの配下との交流がおろそかになっていました。旗揚げのころからの配下であり、桃園の誓いで義兄弟となった仲でもある、関羽と張飛がたしなめたところ、自分が諸葛亮を得たことは、魚が水を得たようなものであり、切って切れるものではない、といいました。

このことから、非常に親しく付き合う仲を「水魚の交わり」といいます。
同じく劉備の配下にいた諸葛亮(しょかつりょう、字は孔明)は、馬良の末の弟である馬謖の才能を買っていました。ある合戦で、実戦経験を積ませると同時に手柄をたてさせようと、戦局を左右する重要な役目をまかせました。しかし、命令に反した行動をとり、敵に陣をとられ、そのために軍全体が退却する破目になってしまいました。

諸葛亮は、信賞必罰で軍の規律をただしてきたので、馬謖の責任を問わないわけにはいきません。将来を嘱望された有能な若者を、たった一つの失敗で責任を追及するのは惜しいという周りの声もありました。しかし結局、自分の位を3つ降格し馬謖は死罪、となりました。

親友(馬良)の弟でもあり、自分の後継者にも考えていた諸葛亮は、泣く泣く決断したのです。

このことから、不本意ながらも非情な決断を下すことを「泣いて馬謖を斬る」といいます。非情な決断をするときに、「不本意なんです」というアピールのときに使うほうが多いかもしれませんが。
「三国志」の蜀を建国した劉備(りゅうび、字、あざなは玄徳)の配下に、馬良(ばりょう、字は季常)というものがいました。5人兄弟の長男で、眉が白かったそうです。近所の評判の秀才兄弟で、5人とも字に「常」の文字がついていたので、「馬氏の五常」といわれていました。5人とも優秀でしたが、なかでも長男の馬良がもっとも優秀だったそうです。

そのため、その人物を評して「馬氏の五常、白眉もっともよし。」といわれていました。

というわけで、「白眉」は、たくさんのすぐれたものの中で最も優れたもの、という意味でつかわれます。
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